自分が作るにしても、制作会社が作るとしてもホームページを立ち上げるためには「サーバー」「ドメイン(ホームページアドレス)」「ロゴ」「写真(画像)」「原稿」「地図」が必要となります。
それぞれを店舗出店に例えると「サーバー」は店舗を構えるスペース(物件)、「ドメイン」は住所、「ロゴ、写真、原稿、地図」は建築資材です。
サーバーについて
「サーバー」には種類があり、一般的に使用されるのは「レンタルサーバー」と「専用サーバー」です。
それぞれを店舗出店に例えると「レンタルサーバー」は賃貸マンションです。色々な人達と1つのサーバーを共有します。
「専用サーバー」は独立した貸店舗と言ったところです。自院専用のサーバーです。
レンタルサーバー
メリット:
費用が安価です。
デメリット:
共有している他のホームページにアクセスが集中した際など、影響を受けて動きが遅くなることがあります。
専用サーバー
メリット:
他のホームページから影響を受けない。
デメリット:
費用が高価です。
一般的な治療院のホームページでしたら、それ程アクセス数が集中する事はないのでレンタルサーバーをおすすめします。
私のおすすめのレンタルサーバー会社はさくらインターネットです。
価格も手ごろで、レンタルサーバー業界では老舗、大手で安定しています。
※あくまで個人の経験則によるものです。保証は致しません。
さくらインターネット
https://www.sakura.ad.jp/
ドメインについて
レンタルサーバーを借りるとレンタルサーバー会社のドメインが付いてきますが、長く使うものですので覚えやすい独自ドメインを取得するのが良いでしょう。
独自ドメインはドメイン専門の会社か、レンタルサーバー会社から取得します。
レンタルサーバー会社のドメイン例:
http://example.sakura.ne.jp
⇒exampleの部分を変更
ドメインの種類は沢山ありますが、治療院では主に「.com / .jp / .co.jp」がおすすめです。
.comについて
「.com」は「commercial」の略で「商用の」という意味です。
誰でも取得することが出来て、手続きが簡単、費用は安く、知名度が高いのが特徴です。
例:
http://www.example.com
⇒exampleの部分は3文字~63文字以内
.jpについて
「.jp」は日本という意味です。
日本国内に住所や本拠を持つ個人や団体でしたら誰でも取得することが出来て、手続きが簡単、費用は少々高く、知名度が高いのが特徴です。
例:
http://www.example.jp
⇒exampleの部分は3文字~63文字以内
.co.jpについて
「.co.jp」の「.co」は「commercial」の略で「商用の」という意味と「.jp」は日本という意味です。
日本国内に登記されている株式会社、有限会社、合同会社、合名会社、合資会社、相互会社、信用金庫、信用組合、有限責任事業組合(LLP)、投資事業有限責任組合などが取得出来ます。
手続きに手間がかかり、費用が高く、知名度、信頼性が高いのが特徴です。
例:
http://www.example.co.jp
⇒exampleの部分は3文字~63文字以内
また、ドメインは早い物順です。他者が取得しているドメインは取得できません。
取得できるかどうかは下記サイトから確認できます。
さくらインターネット>独自ドメイン管理・取得
http://www.sakura.ne.jp/domain/
ロゴについて
ロゴを作るにはAdobe IllustratorやPhotoshopなどのソフトが必要となります。
数万から10万円近くする高価なソフトですので、ロゴだけのために購入するのはおすすめしません。
ロゴはチラシや名刺、ホームページなどに長く使う物ですし、院の印象にも大きく影響します。
ホームページの制作会社か、印刷会社に作成を依頼するのがおすすめです。
ただ、どうしても費用が無い場合はCool Textという無料のロゴ作成サービスがありますので試してみるのも良いと思います。
Cool Text(クールテキスト)
http://ja.cooltext.com/
写真について
撮影する写真は主に「院の外観」「受付」「院内全体」「治療器具」「治療風景」「患者の受付風景」です。「治療風景」は施術内容に合わせて数枚とっておくと良いでしょう。
写真撮影ですが、撮影する前に何のページを何ページ作るか、どのページで何の写真が必要かを先に決めなければいけません。
決める前に写真撮影してしまうと後で写真が足りず、再撮影が必要になる場合がありますのでご注意ください。
原稿について
原稿を作るソフトはMicrosoft Wordがおすすめです。
文章を作成できる事はもちろんですが、タイトルや強調する文字の大きさや色を変えたり、画像を張込むことが出来るので完成形をイメージすることができます。
※あくまで原稿作成用です。実際のホームページに使用するには別作業が必要となります。
Microsoft Word
https://products.office.com/ja-jp/word
地図について
地図は初期段階ではGoogleマップを張込むのが良いと思います。
ただ、今後チラシや名刺、ホームページなどに長く使う物ですし、印象も大きく変わります。
ホームページの制作会社や印刷会社に作成を依頼するのがおすすめです。
Googleマップ
https://www.google.co.jp/maps