治療院は毎日のように治療をしています。必ず事例が増えてくるはずです。
事例は患者からすると、自分が治療院に通うと、どのような治療が受けられ、結果どのようになるのか、目安になる貴重な情報です。
また、治療院としても沢山のページを増やし、キーワードを増やせる、強力な検索エンジン対策(SEO)になります。
症状・事例コンテンツの作り方
年間計画の作成
- 集客したいキーワードのリストを作成する
- 年間イベント表を作成する
- 事例のリストを作成する
- それぞれを当てはめる
- 季節のイベントに関連するものは1ヶ月前に公開出来るように調整する
(記事をアップしてから1ヶ月は検索エンジンの上位に上がって来ない場合があります。早めにアップできるよう調整しましょう)
キーワードの選定には、Googleトレンドが便利です。
Googleトレンドのページ上部の「トピックを調べる」という検索窓に、気になるキーワードを入れると「人気度の動向」や「関連キーワード」を調べることが出来ます。
Googleトレンド
https://www.google.co.jp/trends/
年間イベントを作る際は、下記にイベント表を作りました。ご利用ください。
治療院の年間行事・イベント・コンテンツ企画に使える一覧
記事作成
記事を作る前に「誰に対しての記事か」が重要です。
ペルソナ(理想の顧客の人物像)を作り、ペルソナに対して、訴えかける記事を書くと良いでしょう。
ペルソナについてはこちら
治療院の検索エンジン対策(SEO)コンテンツSEOとは
内容の濃い情報を、1ページ800文字(原稿用紙2枚)以上が良いでしょう。
ただ、内容やボリュームにこだわり過ぎると、原稿を作るのに時間がかかり過ぎてしまいます。
無理なく続けられるレベルで、継続することが重要です。
また、記事を作る際は「メイン画像」「メインタイトル」「リード」「タイトル・本文」の項目が必要になります。
各項目には「キーワード」と「関連キーワード」を、不自然にならないように追加しましょう。
メイン画像
記事一覧や事例ページの一番目立つ箇所に使用するものです。
何の事例か一目で分かるものが良いでしょう。
例えば、事例で関連する「治療風景」「患部のアップ」「治療器具」が良いと思います。
自院で撮影するのがベストですが、無料のサイトもあります。
非常に便利!写真・イラストを無料で使えるサイト
メインタイトル
記事一覧や事例ページにタイトルとして表示され、クリックされる動機になる物です。
事例の内容が一目で分かり、引きのあるコピーが良いでしょう。
また、検索エンジンも重要視する項目です。キーワードや関連キーワードを必ず入れましょう。
リード
記事一覧や事例ページに説明文として表示される重要な文章です。
短文で全体の内容が分かる文章、または続きが読みたくなる文章にしましょう。
※記事のフォーマットにより、記事一覧に項目が無い場合があります。
タイトル・本文
インターネットは気が短いユーザーが多く、タイトルの拾い読みをされる事が多い媒体です。
また、タイトルや改行の無い、区切りの無い長文は、読みずらいものです。
タイトルと改行は適度に入れ、読む人に配慮しましょう。
院からのメッセージを入れる
最後にこの事例を読んだ患者に対して、院では何ができるのかをアピールし、患者は何をすればよいのか記載したメッセージを追加しましょう。
また、この部分を読んだ後に、すぐにお問い合わせ出来るよう、電話番号やWEB予約のボタンが、画面内に表示されていると良いでしょう。
関連記事へのリンクを入れる
記事に関連した、同じような事例へのリンクを記事内に追加すると、サイト内を循環してもらえます。
患者様の声を入れる
記事の下部に「症状・事例」対象となった、患者様の声が入ると説得力が増します。
全ての記事に「症状・事例」を入れるのは難しいと思いますが、出来るだけ入れておきましょう。
「症状・事例」記事サンプル
一人の患者を事例にしたサンプルです。
キーワードは「四十肩 五十肩」、関連キーワードは「肩関節周囲炎」です。
症状毎やスポーツ等にまとめた事例も考えられます。
「四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)」突然くる肩の痛み
まとめ
「症状・事例」の記事作りは非常に根気のいる作業です。また、検索エンジン対策(SEO)の効果は長い目で見なければなりません。
ただ、地道に積み上げた記事が、何かのキーワードで上位に表示され、そこから集客に繋がった時は、喜びもひとしおです。
作られた記事は院の財産だと思って、根気よく地道に作成しましょう。