検索エンジン対策(SEO)で最強の施策はコンテンツSEOです。
検索エンジンはユーザーのニーズに合った良質なコンテンツを捜すためのツールです。
これを実現するため、検索エンジンは日々アップデート(パンダアップデート)を重ね、検索精度を上げることで、より良質なコンテンツを持つサイトが上位に表示されるようになってきました。
治療院のコンテンツSEOとは
患者が求めている良質で独創性のある記事を沢山作り、公開する事で検索エンジンの評価を上げ、検索結果の上位に表示する事を目的とした施策です。
治療院のコンテンツSEOの方法
患者は求めている情報のキーワードを検索窓に入力します。
例えば、交通事故でむち打ちになった方でしたら、「整骨院 むち打ち治療」のキーワードで検索するかもしれません。
このニーズに対して、「良質で独創性のある記事」すなわち有益な情報が沢山書かれているオリジナルの記事を作り、公開する事で検索エンジンに評価され、検索結果の上位を目指します。
コンテンツは何にするか
誰に対して、何の情報を提供し、最終目的は何にするかで決まります。
例えば、交通事故治療の初診数増加が目的であれば、交通事故にあった方がターゲットです。
交通事故にあった方が必要とする情報を徹底的に洗い出し、まとめ、配信するお役立ちサイトを作ると良いでしょう。
また、漠然と記事を書いて行くと、どうしても方向性がブレてしまいます。
方向性がぶれないためにも、ターゲット像を明確にする事も重要です。
漠然と患者ではなく、ペルソナという手法を使い、ターゲット像を個人が特定できるレベルまで落とし込み、そのペルソナが何のキーワードで検索し、何の記事に興味を持つかを想定して記事を書く事で、きめ細やかで、気の利いた、心に響く記事になります。
ペルソナとは
ペルソナとは、理想の顧客の人物像です。過去の患者に多かった人物像を集め、ネット上のクチコミ(BlogやSNS等での会話)を収集分析したデータを総合して、架空の人物像を作成します。
一般的にペルソナに含む顧客の特性
- 年齢や仕事の内容などの基本情報
- 性格
- 一日の過ごし方
- 情報源
- 状況・症状
ペルソナ例
基本情報 | 女性30歳既婚、不動産会社の事務職を休職中、現在専業主婦、賃貸マンション住まい 夫 30歳 不動産会社の営業 年収450万 子供1人2歳の男子 |
性格 | おっとりタイプ、車の運転、地図読みは苦手 | 一日の過ごし方 | 午前中は洗濯や掃除、お昼は子供を連れて近所の友人と昼食を取り、16時頃車で近所のスーパーで買物をして、20時までに夕食の準備をして21時までに夕食を済ませ、テレビを見てから、24時消灯 | 情報源 | テレビ、日常の情報収集はiphoneを使う |
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状況・症状 | 近所のスーパーに買い物に行く途中、信号待ちで後ろから追突される。 警察を呼び、保険会社に連絡済み。 事故の翌朝首の痛みに気付き、治療方法を検索中。 |
このペルソナには交通事故のむち打ち治療の情報と合わせて「専業主婦の休業補償」「治療中の託児」「物損事故から人身事故への切替」などが書かれている記事だと引きがありそうです。また「地図と写真付きのアクセスルート」があると来院へ誘導しやすそうですね。
ボリュームはどれ位にするか
目的や競合にもよりますが、1ページ800文字〜2000文字程度、100ページ以上を目指すと良いでしょう。
治療院は地域密着ですので、地域を限定すると早く効果が現れます。
ただ、記事数が少ないと後発の治療院に真似をされ、直ぐに追い越されてしまいます。
なるべく多くの記事を作り、短時間では真似の出来ないレベルまで作り上げると良いでしょう。
計画的に記事を書く
忙しくなると記事作成が滞ったり、ネタ切れになり、場つなぎの記事になる傾向があります。
最初に記事にするアイデア(タイトル)を大量に作り、優先順位をつけて、季節物の記事であれば年間計画を立てると良いでしょう。
年間イベントを作る際は、下記にイベント表を作りました。ご利用ください。
治療院の年間行事・イベント・コンテンツ企画に使えるカレンダー
検索エンジン対策
タイトルや本文にキーワードと関連キーワードを適度に散りばめ、検索エンジンに何のキーワードに関する記事か分かる様にします。
ただし、文章が読みづらく、分かりづらくならないように注意しましょう。
記事をアップするタイミング
記事は掲載してから1ヶ月間は検索結果の上位に来ない物だと思った方が良いでしょう。
競合が多いキーワードだとなかなか上がって来ない場合があります。
また、上位に上がって来ない場合は、ページの効果検証・改善を繰り返す事で上位を目指しましょう。
ただ、1つのキーワードやページにこだわりすぎると記事を増やすスピードが遅くなります。
改善に時間をかけ過ぎず、記事を増やす事を優先した方が良いでしょう。
効果検証、改善が重要
初期段階では、記事の量産が重要です。
ある程度記事が増えると、何の記事にどれ位アクセスがあり、滞在時間がどれ位で、最終目的に繋がっているか、効果検証が重要になります。
この効果検証により、今後何の記事をどのように書くか、どのような改善が必要か見えてきます。
改善が必要な記事は改善を行い、次の記事計画を立てましょう。
アクセス状況を調べるにはGoogleアナリティクスというアクセス解析ツールがおすすめです。
Googleアナリティクス
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